
「Razer Kraken Kitty V3 X」がどんな製品か知りたい!
このような悩みを解決します。
本記事では、Razer「Kraken Kitty V3 X」の特徴やスペック、搭載する機能について解説しています。



特に押さえておきたいポイントをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
Kraken Kitty V3 Xの基本仕様
カラー | ピンク、ブラック、ホワイト |
接続 | 3.5mm有線 |
本体サイズ(約) | 188×217×83mm |
重量(約) | 270g |
ドライバー | Razer TriForce 40mmドライバー |
周波数特性 | 20Hz~28KHz |
インピーダンス | 32Ω |
感度 | 98dBSPL/mW(1kHz) |
マイク集音パターン | 単一指向性 |
マイク周波数特性 | 100Hz~10KHz |
マイク感度 | -42±3dBV/Pa、1kHz |
ケーブル長(約) | 1.3m |
音響技術 | 7.1サラウンドサウンド (Windows 10 64ビット以降) |
バッテリー駆動 | – |
主な付属品 | 日本語対応多言語マニュアル Razer ロゴステッカー |
Razer Kraken Kitty V3 Xの概要と注目ポイント


ネコミミデザインで個性を演出
RazerのKrakenシリーズは性能面で高い評価を得ていますが、その中でも「Kitty」モデルは特に見た目のインパクトが大きいラインナップです。
ネコミミがヘッドバンド部分に付属しており、装着すると可愛らしいシルエットになります。配信画面に映るだけで注目を集められるので、女性ストリーマーはもちろん、ユニークさを求める男性ゲーマーにも人気です。
カラーはピンク・ブラック・ホワイトの3色展開で、部屋やデスク環境に合わせて選べます。
可愛い雰囲気を出したいならピンク、シックにまとめたいならブラック、清潔感や明るさを求めるならホワイトと、用途に合わせて自分らしいスタイルを表現可能です。
基本スペックと価格帯
本体サイズは188×217×83mm、重量は270gと軽量です。軽さは長時間使用に大きく貢献し、ヘッドセット特有の「重さで首や耳が疲れる」感覚を最小限に抑えてくれます。
価格は税込9,980円前後。1万円を切る価格でありながら、7.1chサラウンドサウンド対応や、Razer TriForce 40mmドライバーを搭載している点は魅力的です。
ライティング機能やアクティブノイズキャンセリングなどは省かれていますが、必要な性能をしっかり押さえているため「初めてのゲーミングヘッドセット」にちょうど良いモデルです。
ゲーミング性能とサウンド体験


Razer TriForce 40mmドライバーの実力
音質の核となるのは、Razer独自の「TriForce 40mmドライバー」です。高音・中音・低音を分離してチューニングする構造になっており、従来のドライバーよりも立体的な音の広がりを実現しています。
FPSゲームでは銃声や足音がクリアに聞こえ、敵の位置を素早く把握できます。RPGやアクションゲームではBGMや環境音が臨場感たっぷりに響き、まるでその世界に入り込んだような没入感を味わえます。
さらに、音楽鑑賞や映画鑑賞でも迫力のある重低音と透き通る高音が楽しめ、ゲーミング以外の用途にも活躍します。
7.1サラウンドサウンドの臨場感
「Kraken Kitty V3 X」はソフトウェア対応で7.1chサラウンドに対応。ゲーム中の効果音や環境音を立体的に再現し、音の方向感を正確に捉えることができます。
例えば、FPSで背後から近づいてくる敵の足音をいち早く察知できるなど、プレイを有利に進める要素となります。
ただし、この機能はWindows 10 64bit以降でのみ使用可能です。コンソールやスマホではステレオ再生となりますが、それでもドライバー性能が高いため十分な音質を楽しめます。
マイク性能と配信での使いやすさ


Razer HyperClearカーディオイドマイク
本モデルには、単一指向性のRazer HyperClearカーディオイドマイクが搭載されています。このマイクは、正面の声だけを集中的に拾う設計になっており、周囲の雑音を抑えながらクリアな音声を伝えられます。
特に配信やボイスチャットでは、自分の声がこもったりノイズに埋もれたりする心配が少なく、チームメンバーに正確に声を届けられるのが強みです。
配信や動画制作に活きる音声品質
カーディオイドマイクはゲーム配信や動画収録にも最適です。タイピング音や環境音をある程度カットしつつ、クリアな声を届けられるため、視聴者にストレスを与えません。
また、マイク感度は-42±3dBV/Pa(1kHz)、周波数特性は100Hz~10KHzと、必要十分な性能を備えています。
専門的な配信用マイクには劣りますが、ゲーミングヘッドセットの標準マイクとしては高品質な部類に入ります。
快適性と装着感


270gの軽量設計
長時間ゲームをする人にとって、装着時の重さは大きなポイントです。「Kraken Kitty V3 X」はわずか270gと非常に軽く、数時間プレイしても首や耳にかかる負担が少ないのが魅力です。
ヘッドセットが重くて頭が痛くなる、長時間使うと耳が蒸れて不快になる、といった悩みを軽減できるため、快適さを優先したいユーザーに適しています。
ハイブリッドクッションの柔らかさ
イヤーパッドにはファブリック素材とレザーレットを組み合わせたハイブリッドクッションを採用。耳をやさしく包み込むようにフィットし、長時間使用でも圧迫感が少ないのが特徴です。
さらに、パッシブノイズアイソレーション効果もあり、周囲の雑音をある程度遮断できます。集中してゲームや音楽に没頭できる環境を作りやすい点も評価ポイントです。
互換性と接続のしやすさ


3.5mm有線接続のメリット
「Kraken Kitty V3 X」は3.5mmの有線接続方式を採用しています。USBやワイヤレスと違い、遅延がほぼゼロで安定している点がメリットです。
また、バッテリー残量を気にせず使えるため、配信や長時間のプレイでも安心です。
マルチデバイス利用シーン
対応デバイスは幅広く、PC・PlayStation・Switch・スマートフォンと、多くの機器で使えます。プラグを差し込むだけで利用できるシンプルさも魅力。
ゲーム用途だけでなく、通話や動画視聴、音楽鑑賞など日常シーンにも活用できる万能性があります。
デザインとカラーバリエーション


3色展開で選べる楽しさ
Kraken Kitty V3 Xはピンク・ブラック・ホワイトの3色展開。インテリアや配信環境に合わせて選べるため、ヘッドセットをファッションアイテム感覚で楽しむことができます。
ネコミミで差をつけるスタイル
ネコミミデザインは一目で「Kraken Kitty」とわかる個性の象徴。配信やSNSでの存在感も高まり、視聴者からの印象を強める効果があります。
Kraken Kitty V3 Xの注意点とデメリット
ノイズキャンセリングやライティング非対応
ヘッドホン部にはアクティブノイズキャンセリング機能がなく、外部の音を完全に遮断することはできません。また、上位モデルの「Pro」シリーズのようにRGBライティング機能も非搭載です。
その分価格を抑えているため、コストを優先する人にはメリットともいえます。
有線接続限定で自由度はやや制限
Bluetoothやワイヤレス接続には対応していないため、ケーブルの取り回しに注意が必要です。ケーブル長は約1.3mで、デスク環境によっては延長ケーブルが必要になる場合もあります。
こんな人におすすめ!


- 初めてゲーミングヘッドセットを購入する初心者
- 価格とデザインのバランスを重視する人
- 可愛い見た目で配信映えを狙いたい人
- 長時間プレイでも疲れにくいモデルを探している人
まとめ
Razer「Kraken Kitty V3 X」は、可愛らしいネコミミデザインとエントリー向けの価格を両立したゲーミングヘッドセットです。
1万円以下でありながら、7.1chサラウンドやRazer TriForceドライバーによる高品質な音響、軽量設計による快適性を備えています。
ライティングやノイズキャンセリングといった豪華機能は省かれていますが、そのぶんシンプルで扱いやすく、初めてのヘッドセットに最適。
配信映えするデザイン性も魅力で、「可愛さ+実用性」を求める人にぴったりの1台となっています。