
「G915 X」がどんな製品か知りたい!
このような悩みを解決します。
本記事では、Logicool G「G915 X」の特徴やスペック、搭載する機能について解説しています。



特に押さえておきたいポイントをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
G915 Xの基本仕様
カラー | ブラック |
テンキー | あり |
キー配列 | 日本語配列 |
接続 | USB有線 |
本体サイズ(約) | 475×22.6×150mm |
重量(約) | 1040g |
キータイプ | GLメカニカルスイッチ リニア(赤軸)、タクタイル(茶軸) |
キーキャップ | ダブルショットPBT |
ケーブル長(約) | 1.8m |
ライティング | LIGHTSYNC RGB |
バッテリー駆動 | – |
主な機能・仕様1 | ・押下圧:リニア43g、タクタイル45g ・アクチュエーションポイント:1.3mm ・キーストローク:3.2mm |
主な機能・仕様2 | ・USBポート必要 ・OS:Windows 10、macOS 12以降 ・アナログ入力 ・Logicool G HUB ソフトウェア用の インターネットアクセス |
主な付属品 | ・USB-A-USB-C電源およびデータケーブル ・取扱説明書 ・保証規定 |
Logicool G「G915 X」の概要と注目ポイント


究極の薄型デザインと高級感あるボディ
Logicool G「G915 X」は、23mmという驚くほどの薄型デザインを実現したフルサイズのゲーミングキーボードです。
薄いだけでなく、トッププレートにはアルミニウム合金を採用しており、高級感と耐久性を兼ね備えています。
デスクに置くだけで存在感を放ち、どんな環境でもスタイリッシュに溶け込みます。さらに、精密に設計された底面と適度な重量バランスが加わり、安定した操作感を体感できます。
ロープロファイルGLスイッチの特徴
最大の特長は、独自のロープロファイルGLメカニカルスイッチを採用している点です。従来のモデルよりもアクチュエーションポイントが短く、1.3mmというわずかな深さで反応。
結果として、指を大きく動かさずに入力できるため、ゲーム中の素早いアクションや正確なコマンド入力に直結します。
スイッチはリニア(赤軸)とタクタイル(茶軸)の2種類が用意され、自分のプレイスタイルに合わせて選べるのも魅力です。
デザインと製品クオリティ


アルミ合金トッププレートの質感
G915 Xの外観は、単なるゲーミングデバイスを超えて、インテリアとしても楽しめる完成度です。サンドブラスト加工を施したアルミ合金トッププレートはマットな質感で、指紋がつきにくく長く美しさを保てます。
強度も十分で、力強くキーを叩いてもたわむことはありません。長く使うほどにその堅牢さを実感できるでしょう。
薄型構造と安定性の両立
本体の薄さは23mmですが、軽量すぎて安っぽさを感じることはありません。重量は約1.04kgあり、デスク上でしっかりと固定されます。
これにより、激しいFPSゲームのセッションや長時間のMMORPGプレイでも本体がズレにくく、常に安定した環境で操作できます。
薄型ながら耐久性と操作性をしっかり両立している点は、まさにLogicoolらしいこだわりです。
スイッチと打鍵感


GLメカニカルスイッチの魅力
G915 Xに搭載されたGLメカニカルスイッチは、ロープロファイルながら本格的なメカニカルの打鍵感を味わえるのが特徴です。
アクチュエーションポイントは1.3mmと短く、押下圧もリニア軸で43g、タクタイル軸で45gと軽め。軽快な入力が可能で、手の疲れを感じにくいのもメリットです。
特に高速入力が求められるシーンでは、この短い反応距離が大きなアドバンテージになります。
軸の選び方(リニア赤軸・タクタイル茶軸)
リニア赤軸は、スムーズで引っかかりのない押し心地が特徴で、静かな打鍵を好む人に最適です。
一方、タクタイル茶軸は、カチッとしたフィードバックを指先に伝えるため、タイピングのリズムを感じながら入力したい人に向いています。
どちらもロープロファイル設計なので、従来のメカニカルキーボードよりも浅く快適に使えます。
キーキャップと操作感


PBTキーキャップの進化
従来のABS製から進化し、G915 Xには高品質なPBTキーキャップが採用されています。PBTは摩耗に強く、長期間使用してもキー表面がテカりにくいのが特徴。
さらに、印字部分もダブルショット製法で作られているため、長く使っても文字が薄れる心配がありません。毎日のゲームや作業で酷使しても、快適な打鍵感を保てます。
改良されたキー装着方式
キーの装着方式が見直され、キー自体の安定感が大幅に向上しています。強く叩いてもキーがぐらつきにくく、正確な入力が可能です。
特にゲーム中の連打や、同時押しを多用するプレイヤーにとっては、この安定性がパフォーマンスの向上につながります。
機能性とカスタマイズ性


KEYCONTROLテクノロジー
G915 Xの大きな魅力が、Logicool独自の「KEYCONTROL」テクノロジーです。1つのキーに最大15のプログラムを割り当てられるため、複雑な操作をまとめて実行可能。
さらに、専用のGキーを9個搭載しており、MMORPGや配信作業でマクロを多用するユーザーには欠かせない存在となるでしょう。
LIGHTSYNC RGBライティング
約1680万色を誇るRGBライティングを搭載し、専用ソフト「G HUB」を使えば細かくカスタマイズ可能です。
ゲームの進行に合わせてエフェクトを変えたり、作業モードとゲームモードで色を切り替えるといった使い方もできます。光量は控えめに調整できるため、夜間使用でも目に優しく配慮されています。
接続性と対応環境


USB有線接続の安定性
本機はUSB有線接続専用モデル。1.8mのケーブルは柔軟性があり、デスク周りでも取り回しやすい設計です。
無線のように充電を気にする必要がなく、遅延ゼロで安定した操作を実現します。競技性の高いゲームにおいて、この安定感は大きな安心材料です。
OS・ソフトウェア対応
Windows 10やmacOS 12以降に対応しており、幅広い環境で利用可能です。さらにLogicool G HUBソフトを使えば、ライティングやキー割り当てを自由にカスタマイズできます。
直感的なUIなので初心者でも扱いやすく、細かく調整したい上級者にも十分対応できる拡張性を持っています。
実際の使用シーン
FPSやMMORPGでの操作感
FPSでは短いアクチュエーションが役立ち、敵の動きに即座に反応できます。MMORPGではGキーやKEYCONTROL機能が活躍し、複雑なスキル回しやマクロ操作をスムーズに実行可能です。
反応速度とカスタマイズ性の両立が、幅広いジャンルのゲームで強みを発揮します。
ゲーム以外の用途(仕事・動画編集)
タイピングの快適さは仕事やクリエイティブ用途でも役立ちます。浅いキーで打ちやすく、文字入力の効率が上がります。
さらに、動画編集やデザイン作業ではマクロ機能を活用して、ショートカットを一括で処理できるため作業効率の向上に役立つでしょう。
他モデルとの比較


G915 LIGHTSPEED TKLとの違い
同じシリーズのテンキーレス版「G915 LIGHTSPEED TKL」との違いは、無線機能とテンキーの有無です。
コンパクトさを重視するならTKL、フルサイズで数字入力が多い人にはG915 Xが適しています。用途によって使い分けられるのも魅力です。
他社ハイエンドキーボードとの比較
CorsairやRazerのハイエンドモデルと比べても、薄型で高級感のあるデザインはG915 Xならでは。さらにPBTキーキャップやKEYCONTROLなど、独自の強みを持つ点が差別化ポイントです。
価格とコストパフォーマンス
実売価格の目安
現在価格は2万6000円台〜2万9000円台。確かに安くはありませんが、耐久性や高級感を考えれば納得できる価格帯です。同価格帯の製品と比較しても、デザイン性と機能性のバランスに優れています。
投資する価値はあるか?
長寿命のPBTキャップやRGBカスタマイズ、豊富なマクロ機能を備えているため、長く使える1台として十分価値があります。価格以上に得られる満足感を提供してくれるモデルとなっています。
こんな人におすすめ!


- プロゲーマーや競技志向のプレイヤー:高速な入力と安定性で勝利をサポート
- 長時間ゲームや作業をする人:薄型で疲れにくく、快適に操作できる
- デザインと高級感を重視する人:アルミ合金の洗練された外観でデスクを演出
- 自由度の高いカスタマイズを求める人:KEYCONTROLやRGBライティングで自分好みに設定可能
注意点やデメリット
価格の高さ
2万後半〜3万円近い価格帯は、エントリーユーザーにはハードルが高いかもしれません。ただし、長期的に見れば高耐久素材や機能性で十分元が取れると言えます。
有線接続のみ
ワイヤレス機能は搭載されていないため、ケーブルの取り回しが気になる人には注意が必要です。ただし、遅延ゼロというメリットを考えれば、ゲーマーにとってはむしろ安心要素とも言えるでしょう。
まとめ
Logicool G「G915 X」は、薄型ながらも高級感と堅牢性を兼ね備えたフルサイズのゲーミングキーボードです。
ロープロファイルGLスイッチによる高速入力、耐久性に優れたPBTキーキャップ、そして豊富なカスタマイズ機能を搭載し、プロゲーマーからクリエイターまで幅広い層に対応します。
価格は高めではあるものの、その性能と完成度は投資する価値のある1台と言えるでしょう。