Razer Huntsman V3 Pro Mini評価|高速の小型キーボード!

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「Huntsman V3 Pro Mini」がどんな製品か知りたい!

このような悩みを解決します。

本記事では、Razer「Huntsman V3 Pro Mini」の特徴やスペック、搭載する機能について解説しています。

特に押さえておきたいポイントをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

Huntsman V3 Pro Miniの基本仕様

カラーブラック、ホワイト
テンキーなし
キー配列日本語配列
英語配列
接続USB有線
本体サイズ(約)298×38×114mm
重量(約)492g
キータイプ第2世代 Razer
アナログオプティカルスイッチ
キーキャップダブルショットPBT
 ケーブル長(約)2m
ライティングRazer Chroma RGB
バッテリー駆動
主な機能・仕様1・サイズ:60%
・オンボードメモリ:最大6つのプロファイルが
保存可能なハイブリッド内蔵ストレージ
・メディアキー:二次メディアキー
・接続仕様:取り外し可能なType-Cケーブル
主な機能・仕様2・ラピッドトリガーモード
・調整可能なアクチュエーション
・アナログ入力
・2段式アクチュエーション
・アクチュエーションや
高速トリガーの簡単な調整機能内蔵
・Razer Synapse対応
・USBポートが必要
・Nキーロールオーバーとアンチゴースト機能
・5052ブラッシュアルミ合金製トップケース
・完全にプログラム可能なキーと
オンザフライマクロ記録機能
・ゲーミングモード
主な付属品・多言語マニュアル
・Razer ロゴステッカー
・USB Type-A to Type-C ケーブル
・調整機能のクイックガイド
※2025年9月時点

Huntsman V3 Pro Miniの概要と注目ポイント

第2世代アナログオプティカルスイッチの進化

Razer Huntsman V3 Pro Miniは、第2世代アナログオプティカルスイッチを搭載したコンパクトなゲーミングキーボードです。

このスイッチは「ラピッドトリガー」に対応しており、キーを押してから離すまでの動作を瞬時に感知します。そのため、FPSやMOBAといった素早い判断が求められるゲームで、入力の遅れをほぼゼロにできます。

さらに、アクチュエーションポイントを0.1mmから4.0mmの範囲で自由に調整できるので、浅く押して素早く入力する設定にも、深く押して確実に入力する設定にも対応可能です。

また「Snap Tap」という機能も搭載されています。これは、選択した2つのキーを同時に扱える機能で、片方を完全に離さなくてももう片方の入力が優先される仕組みです。

例えば移動キーで左右の切り替えをする際、従来よりも速いレスポンスで方向転換できるため、対戦ゲームで大きな差を生みます。

コンパクト60%フォームファクタと高い携帯性

本モデルはテンキーやファンクションキーを省いた「60%サイズ」のレイアウトを採用しています。

サイズは約W298×H38×D114mmと非常にコンパクトで、マウスを動かすスペースをしっかり確保できます。特にFPSゲーマーにとって、広いマウスの可動域はエイム精度を高める重要なポイントです。

重量は492gと軽量で、取り外し可能なUSB Type-Cケーブルを採用しているため、持ち運びも簡単。LANパーティーやオフライン大会にも持参しやすく、プロゲーマーや競技シーンでの使用にも適しています。

コンパクトでありながら性能を犠牲にせず、むしろ小型だからこそ得られる機動力を強みにしています。

ゲーミング性能と応答速度

ラピッドトリガーとSnap Tapによる操作性

Razer Huntsman V3 Pro Miniの最大の特徴は、やはりラピッドトリガーとSnap Tapの組み合わせです。

ラピッドトリガーは、キーを押し込む深さではなく「押した瞬間」と「離した瞬間」を正確に感知する仕組みで、極めて高速な連打が可能になります。

例えばFPSゲームの銃撃やリロード操作、MOBAゲームのスキル発動など、一瞬の判断が勝敗を分ける場面で強い力を発揮します。

一方、Snap Tapは方向キーや移動操作をより滑らかにします。従来は「Aキーを離してからDキーを押す」といった入力が必要でしたが、Snap TapではAを押しっぱなしでもDの入力を即座に反映できます。

このため、キャラクターの移動が途切れることなく続き、対戦相手の攻撃を避けやすくなります。

軽い押下圧40gと調整幅0.1~4.0mm

キーの押下圧は40gと非常に軽く、長時間のプレイでも指への負担を抑えられます。軽快なタッチは素早い入力に直結し、連続操作をしても疲れにくいのが大きな魅力です。

さらに、アクチュエーションポイントを0.1mm単位で調整できるため、自分のプレイスタイルに最適化した設定が可能です。

例えば、Apex LegendsやVALORANTのようなFPSでは浅めの設定にして素早い動きを優先し、MMORPGやシミュレーションゲームでは深めにして誤入力を防ぐといった調整ができます。

まさに「自分専用のキーボード」に仕立てられるのがHuntsman V3 Pro Miniの大きな強みです。

デザインと製品クオリティ

航空機用アルミニウムトッププレート

本モデルは、トップケースに航空機グレードの5052アルミニウム合金を使用しています。これにより、軽量でありながら非常に高い耐久性を実現。

ゲーミング環境では長時間のハードな使用が当たり前ですが、金属製の剛性がしっかりしているため、キー入力時にたわみがなく安定した打鍵感を提供してくれます。

表面はヘアライン加工された滑らかな仕上げで、見た目にも高級感があります。白モデルは明るく清潔感のある印象、黒モデルはクールで落ち着いた雰囲気を演出します。

どちらもデスク周りをスタイリッシュにまとめるのに最適です。

ダブルショットPBTキーキャップとサイドプリント機能

キーキャップは、耐久性に優れたダブルショットPBTを採用しています。ABSキーキャップのように長時間使用してテカリが出ることが少なく、文字が消える心配もありません。

さらに、サイドプリント式の二次機能表示が付いており、コンパクトレイアウトで省かれたキー操作も直感的に確認できます。

特に60%キーボードではキー数が少ないため、二次機能の視認性は使いやすさに直結します。実用性と耐久性を兼ね備えたこの仕様は、競技ゲーマーだけでなく日常的に長く使うユーザーにとっても嬉しいポイントです。

機能性とカスタマイズ性

内蔵ストレージとRazer Synapse連携

本機には内蔵ストレージがあり、最大6つのプロファイルを保存可能です。

これにより、ゲームごとに最適化した設定をすぐに呼び出せます。大会や出先でも、自分のキー設定をそのまま使えるのは大きな安心感につながります。

さらに、Razerの専用ソフト「Razer Synapse」と連携することで、キーの割り当てやライティング、マクロ設定まで細かくカスタマイズ可能。

競技シーンに特化したプロ仕様から、通常の作業を快適にするショートカット登録まで、幅広く活用できます。

2通りに使える修飾キーと矢印キー機能

右下の修飾キーはタップすると矢印キーとしても機能します。通常の60%キーボードは矢印キーを省略することが多いですが、本機は工夫された設計で利便性を維持しています。

これにより、ゲームだけでなく文章作成やブラウジングでも快適に使えます。

コンパクトモデルでありながら「小さい=不便」という弱点を補っている点は、日常利用を考えるユーザーにとって非常にありがたい設計です。

RGBライティングと演出効果

Razer Chroma RGBの多彩なライティング

Huntsman V3 Pro Miniは、Razerの代名詞とも言える「Chroma RGB」に対応しています。1680万色の発光パターンを持ち、波打つようなエフェクトやゲームと連動する演出が可能。

特に配信者にとって、映えるライティングは視聴者の目を引きつける大きな要素です。また、Razer Synapseを通じて光り方の細かな調整ができ、自分のデスク環境に合わせて統一感を出すことができます。

マウスやヘッドセットなど他のRazer製品とシンクロさせれば、圧倒的に華やかなゲーミング環境が完成します。

コンパクト筐体とライティングの一体感

小型ながら、キー全体にライティングがしっかり広がるため、見た目のインパクトは大型モデルに劣りません。

ブラックモデルでは光が鮮やかに浮き上がり、ホワイトモデルでは柔らかく拡散して雰囲気が変わります。カラーによってライティングの見え方が変化するのも面白いポイントです。

競合モデルとの比較

Huntsman V3 Pro(フルサイズ)との違い

Huntsman V3 Pro Miniとフルサイズ版の大きな違いは、サイズと機能性です。フルサイズ版はテンキーやファンクションキーを備えており、作業効率を求めるユーザーに向いています。

一方でMiniは持ち運びやデスクスペースの節約に優れ、純粋にゲーミング用途に特化したモデルです。

どちらも同じ第2世代アナログオプティカルスイッチを搭載しているため、性能面の差はありません。自分が求める用途や設置環境に合わせて選ぶのがベストです。

他社60%キーボードとの比較(SteelSeries・HyperXなど)

SteelSeriesやHyperXからも60%サイズのゲーミングキーボードは販売されていますが、ラピッドトリガーやSnap Tapといった機能を持つのは本製品の魅力です。

応答速度や入力精度において一歩先を行く性能を備えているため、競技シーンを意識するユーザーには特に適しています。

ただし価格は高めで、2万円台後半となるため、コストパフォーマンスを重視するユーザーには敷居が高いと感じられるかもしれません。

注意点とデメリット

有線専用・無線非対応

Huntsman V3 Pro MiniはUSB有線接続専用です。無線接続に対応していないため、ケーブルの取り回しに工夫が必要です。

最近の高性能ゲーミングデバイスではワイヤレス化が進んでいるため、完全ワイヤレス環境を目指しているユーザーにはやや不満に感じられるでしょう。

価格帯と人によってはオーバースペック

現在価格は2万6000円台と、60%サイズのキーボードとしては高価な部類に入ります。さらに、ラピッドトリガーやSnap Tapといった高度な機能は、必ずしもすべてのユーザーが必要とするものではありません。

ライトゲーマーや普段使いを重視するユーザーにとっては「ここまでの性能は必要ない」と感じる可能性もあります。

こんな人におすすめ!

  • FPSやMOBAなど、瞬発力が勝敗を分けるゲームを本格的に楽しみたい人
  • コンパクトで持ち運びしやすい高性能キーボードを探している人
  • ラピッドトリガーや可変アクチュエーションに魅力を感じる競技志向のプレイヤー
  • デスク環境をシンプルかつスタイリッシュに整えたいゲーマー

まとめ

Razer Huntsman V3 Pro Miniは、高速な第2世代アナログオプティカルスイッチとラピッドトリガーを搭載し、圧倒的な入力速度と応答性を実現したコンパクトゲーミングキーボードです。

航空機用アルミの高耐久設計やPBTキーキャップ、Razer Chroma RGBによる華やかな演出など、外観・性能・実用性のすべてにこだわりが見られます。

価格はやや高めで、無線に非対応という注意点もありますが、その分「勝ちにこだわる」ゲーマーには確実に応えてくれる1台です。

小型で持ち運びやすいことから、オフライン大会やLANパーティーでも活躍間違いなし。まさに「プロ仕様」を自宅や外出先で体験できる、Razerならではの完成度を誇るキーボードといえるでしょう。

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