CORSAIR K70 PRO TKL|高速反応の次世代ゲーミングキーボード

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「K70 PRO TKL」がどんな製品か知りたい!

このような悩みを解決します。

本記事では、CORSAIR「K70 PRO TKL」の特徴やスペック、搭載する機能について解説しています。

特に押さえておきたいポイントをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

K70 PRO TKLの基本仕様

カラーブラック、ホワイト
テンキーなし
キー配列日本語配列
接続USB有線
本体サイズ(約)366×39.8×135mm
重量(約)967.14g
キータイプMGX Hyperdrive
マグネティックスイッチ
キーキャップABSプリントキーキャップ
 ケーブル長(約)
ライティングRGBライティング
バッテリー駆動
主な機能・仕様1レポートレート:最大8000Hz
オンボードメモリ:8MB
オンボードプロファイル:5
接続:USB 3.0または3.1 Type-A
100%アンチゴーストを備えたフルキー
キーボードマトリックス:91キー
 主な機能・仕様2互換性:PC、Mac、または XBOX One
(USB 3.0 または 3.1 Type-A ポート搭載)
|Windows 10またはmacOS 10.15
iCUEソフトウェアダウンロード用
のインターネット接続
主な付属品磁気クッション付きパームレスト
USB Type-Cケーブル
安全リーフレット、保証書
※2025年10月時点

K70 PRO TKLの概要と注目ポイント

テンキーレス設計で快適な操作空間を確保

K70 PRO TKLは、数字キー部分を省いたテンキーレス(TKL)デザインを採用。そのため、マウスを大きく動かすFPSプレイヤーにとっては理想的なスペースを確保できます。

横幅は約36cmとコンパクトながら、剛性のあるアルミフレームを採用しており、見た目にも高級感があります。さらに、重量は約967gと安定感があり、激しいキー入力でもズレにくいのがポイント。

長時間プレイしても手首の負担を軽減してくれる着脱式パームレストも付属し、快適な姿勢を保てます。

MGXマグネティックスイッチの革新性

このキーボードの心臓部ともいえるのが、CORSAIR MGX Hyperdriveマグネティックスイッチ。磁力でキーの押下を検知する仕組みで、機械的な接点がないため摩耗が少なく、最大1億5000万回の耐久性を誇ります。

キーを押した瞬間から反応するスムーズな操作感は、一般的なメカニカルスイッチとは一線を画します。また、スイッチのぐらつきを抑えるダブルレール構造により、正確で安定した入力が可能。

打鍵音も落ち着いており、集中してプレイできるのも魅力のひとつです。

ラピッドトリガーとデュアルアクチュエーションの実力

瞬時のキーリセットがもたらすアドバンテージ

ラピッドトリガー機能は、キーを離した瞬間にすぐ再入力が可能になる革新的な仕組みです。

たとえば、FPSゲームの「カウンターストレイフ」や「ジグルピーク」など、細かな入力を繰り返す動作において圧倒的な差を生みます。

通常のキーボードでは押下点とリセット点にわずかな遅れがありますが、本機はその“待ち時間”をほぼゼロに。

結果として、連続入力時の動きがより自然で滑らかに感じられます。特に「1フレームの差で勝敗が変わる」ような競技シーンで大活躍します。

1キー2アクションで瞬発的なプレイを実現

もう一つの特徴がデュアルアクチュエーションです。これは、1つのキーに2つの動作を割り当てられるという高度な機能。

たとえば、キーを浅く押すと歩行、深く押すとダッシュといった設定が可能です。MOBAやRPGなどでは、同じキーでスキルの切り替えやコンボ発動を瞬時に行うことができます。

こうした細かい調整は、すべてCORSAIRの専用ソフト「iCUE」から設定可能。プレイヤーの操作スタイルに合わせて、完全に自分専用のキーボードへカスタマイズできます。

カスタマイズ性とiCUE連携機能

キーごとのアクチュエーション調整で理想の押下感を実現

本モデルの最大の魅力の一つが、キーごとにアクチュエーションポイントを0.1mm単位で調整可能な点です。

押下の浅さを0.1mmから4.0mmまで自由に設定できるため、「軽いタッチで素早く反応させたい」「確実に押し込んで誤入力を防ぎたい」といった好みに対応します。

また、設定したプロファイルはキーボード本体に最大5つまで保存可能。LANパーティーや大会など、別のPC環境でも自分の設定を即座に呼び出せます。

RGBライティングとマクロ設定の自由度

CORSAIRの「iCUE」ソフトは、RGBライティングの美しさでも定評があります。キーボードの発光を制御でき、波紋やサイクルなどの動的エフェクトも自在。

視覚的な楽しさだけでなく、特定のアクションを光で区別するなど実用的にも活用できます。さらに、マクロ設定も柔軟。

複雑な操作をワンキーで実行できるため、MMOやアクションゲームでの快適さが格段にアップします。iCUEは操作性が高く、初心者でも慣れれば直感的に扱えるのも魅力です。

FlashTapテクノロジーが生む正確な操作制御

対戦FPSでのカウンターストレイフをサポート

「FlashTapテクノロジー」は、左右の移動キーなど、同時押しをどう処理するかを指定できる画期的なシステムです。

最初の入力を優先するか、最後の入力を優先するか、またはどちらも無視するかを選べます。これにより、FPSでの「カウンターストレイフ」などの精密な動きがより安定。

キャラクターの移動停止タイミングが極めて正確になり、エイムがぶれにくくなります。

ジグルピークでの反応精度を向上

VALORANTなどで多用される「ジグルピーク(左右に素早く動いて敵を誘うテクニック)」も、この機能があれば圧倒的にやりやすくなります。

従来はキー入力の遅延で体が思ったように動かない場面もありましたが、FlashTapによって入力精度が向上。
この細やかな制御性が、K70 PRO TKLを“競技レベルの入力デバイス”へと押し上げています。

AXONハイパープロセッシングと快適性の両立

8000Hzハイパーポーリングが生む超低遅延入力

CORSAIRの独自技術「AXONハイパープロセッシングテクノロジー」により、最大8000Hzのポーリングレートを実現。

これは、1秒間に8000回も入力情報を送信していることを意味し、一般的な1000Hzモデルの8倍にあたります。

その結果、入力から画面反映までの遅延はほぼ体感できないレベル。まさに「思考と同時に動く」感覚です。
ただし、古いCPUでは性能を最大限発揮できない場合があるため、ここは注意が必要です。

長時間プレイを支えるパームレスト

取り外し可能なパームレストはクッション性が高く、手首を自然な角度に保ってくれます。長時間の作業やゲームでも疲れにくく、指のストレスを軽減します。

デザインとビルドクオリティ

流線型デザインと剛性感の両立

K70 PRO TKLのデザインは、無駄を削ぎ落としたシンプルな造形が特徴。ブラックとホワイトの2カラー展開で、どちらも上品で洗練された印象を与えます。

アルミフレームの質感も高く、光沢を抑えた仕上げが高級感を演出しています。

細部まで考え抜かれた操作性

キー配列は日本語配列で、慣れたレイアウトのまま使えるのが利点。メディアコントロールキーや音量ホイールも搭載しており、ゲーム中の操作性も抜群。

また、ケーブルはUSB 3.0対応で、接続の安定性も申し分ありません。

実際の使用シーンを想定したレビュー

FPSでの操作レスポンスとエイム安定性

Apex LegendsでK70 PRO TKLを使用すると、移動入力の反応が圧倒的にスムーズ。ラピッドトリガーにより、キーを離した瞬間に再入力できるため、キャラの動きに“詰まり”がありません。

エイム時のストレイフ移動も自然で、慣れれば撃ち合い中の微調整がやりやすく感じるでしょう。VALORANTでは、FlashTapによるキー入力制御の精度が光ります。

一歩の踏み出しやキャンセル動作が細かく反映され、まさに“思考がそのまま反応になる”感覚です。

タイピング・作業用途での打鍵感と静音性

ゲーム用途だけでなく、日常的な文章入力にも向いています。打鍵感は軽快で、押下の重さを細かく調整できるため、タイピングが非常に快適。

また、スイッチの構造上クリック音が控えめなので、夜間作業や配信中でも気になりません。

こんな人におすすめ!

  • FPSやVALORANTで1ミリの反応速度を求める競技志向プレイヤー
  • キーごとの押下感を自分好みに調整したいカスタマイズ派ゲーマー
  • テンキーレスで省スペースかつ高級感あるキーボードを探している人
  • 長時間プレイでも疲れにくいモデルを求めている人

これらのユーザーにとって、K70 PRO TKLは最適な選択肢となるでしょう。

注意点・デメリット

CPU性能に依存する8000Hzポーリング性能

8000Hzの高速ポーリングはCPU性能に影響を受けるため、古いPC環境ではパフォーマンスが十分に発揮されない場合があります。使用する際は、最新のCPU環境で試すことをおすすめします。

ABSキーキャップによる耐摩耗性と質感の注意点

キーキャップにはABS素材が採用されています。軽量でコストを抑えられる利点がある一方で、長期間使用すると表面がテカリやすい傾向があります。

見た目や質感を重視する人は、PBTキーキャップへの交換を検討してもよいでしょう。

価格帯とカスタマイズ設定のハードル

現在価格は2万円台後半とやや高価。また、iCUEの設定項目が豊富すぎるため、カスタマイズに慣れるまで少し時間がかかります。

ただし、一度自分好みに調整すれば、抜群の操作性を確保することが可能です。

まとめ:スピードと自由度を両立した完成度の高い1台

K70 PRO TKLは、まさに“スピードと正確性を極めたいゲーマー”のための1台です。

ラピッドトリガーやマグネティックスイッチによる反応の速さ、iCUEによる自由度の高いカスタマイズ性、そして堅牢なデザインと長時間でも疲れにくい設計。

あらゆる点で完成度が高く、プロゲーマー志向のテンキーレスキーボードの中でも上位クラスの性能を誇ります。「勝ちにこだわるあなた」にこそ、候補としておすすめできる逸品です。

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