
「Apex 3 TKL」がどんな製品か知りたい!
このような悩みを解決します。
本記事では、SteelSeries「Apex 3 TKL」の特徴やスペック、搭載する機能について解説しています。



特に押さえておきたいポイントをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
Apex 3 TKLの基本仕様
カラー | ブラック、ホワイト |
テンキー | なし |
キー配列 | 日本語配列 英語配列 |
接続 | USB有線 |
本体サイズ(約) | 364×40×150mm |
重量(約) | 639g |
キータイプ | SteelSeries Whisper-Quiet Switches |
キーストローク | – |
キーキャップ | – |
ケーブル長(約) | – |
ライティング | 8ゾーンRGB |
バッテリー駆動 | – |
主な機能・仕様 | Nキーロールオーバー:24キー 表面素材:高品質ポリマーフレーム アンチゴースト:ゲーミンググレード OS:Windows、Mac OS X、Chromebook(ChromeOS)、Xbox、およびPlayStation。 USBポートが必要 |
主な付属品 | – |
SteelSeries「Apex 3 TKL」とは?概要と注目ポイント
ゲーミンググレード性能と静音スイッチ
SteelSeries「Apex 3 TKL」は、価格帯としてはエントリーモデルに近いながらも、ゲーミングに必要な機能をしっかり詰め込んだ高性能なキーボードです。
最大の特徴は「Whisper Quiet Switches」と呼ばれる独自の静音スイッチ。静かでありながらもしっかりとした打鍵感が得られ、一般的なオフィス用メンブレンキーボードとは一線を画しています。
さらに、2000万回のキー押下に耐える耐久性も備えており、長時間の使用や激しいゲーミングにも安心して使えます。
加えて、ゲーム用として重要な「アンチゴースト機能」にも対応。特にゲームでよく使うキーはしっかりと認識され、複数キーを同時に押しても入力ミスが起こりにくい設計になっています。
エントリークラスでここまでのゲーミング性能を搭載しているのは大きな魅力と言えるでしょう。
eスポーツ仕様のテンキーレスデザイン
Apex 3 TKLは名前の通り「テンキーレス(TKL)」タイプです。右側にテンキーを省くことで本体の横幅がコンパクトになり、マウスを大きく動かすゲームシーンでも快適に操作できます。
特にFPSやMOBAなどのジャンルでは、マウスの可動域を広げられることが勝敗に直結する場面もあり、プロゲーマーがあえてテンキーレスを選ぶ理由がここにあります。
さらに、サイズが小さいことでデスクのスペースを有効に使えるのもメリット。
省スペース設計ながらもキー配列はしっかりと標準的なレイアウトなので、初めてTKLを使う人でも違和感なくタイピングやゲームプレイが可能です。
静音性と耐久性を両立した「Whisper Quiet Switches」
2000万回耐久&低摩擦素材の特長
「Whisper Quiet Switches」は、SteelSeriesが新たに開発した独自のゲーミングスイッチです。一般的なメンブレン方式でありながら、静音性と耐久性を高めるために低摩擦素材を採用。
押し込み力は60gとメカニカルスイッチに近い重さで設計されており、しっかりとした入力感を得ながらもキーの動きは滑らかでスムーズです。
さらに2000万回のキーストロークに耐えられる設計は、長期間使うユーザーにとって安心感があります。
安価なメンブレンキーボードでは数百万回程度が一般的なので、この耐久性は明らかに優秀。コストパフォーマンスの高さが際立ちます。
静音メンブレンの使用感
メンブレン方式は、カチャカチャとした大きな音が鳴りにくく、夜間や静かな環境でも気兼ねなく利用できます。
オフィスや同居人がいる部屋での使用にも適しており、ゲーミングと日常の両方にマッチする万能性が感じられます。特にタイピングの際には指への負担が少なく、長時間の作業でも疲れにくいのが特徴です。
これまでメカニカルキーボードの「カチッ」とした音が苦手で敬遠していた人にも、Apex 3 TKLは快適な選択肢になるでしょう。
ゲームプレイを快適にする機能性
アンチゴースト機能と24キー同時押し対応
ゲーミングキーボードにとって重要なのは、複数のキーを同時に押しても正しく入力を認識する「アンチゴースト機能」です。
Apex 3 TKLは最大24キーの同時押しに対応しており、FPSやMOBAでの複雑な操作もスムーズに行えます。これにより、ゲーム中の入力ミスや誤動作を極力減らすことが可能になります。
特に対戦ゲームでは、反応速度が勝敗を左右します。正確な入力を瞬時に反映できる点は、Apex 3 TKLが「ゲーミンググレード」と呼ばれる理由のひとつです。
マルチメディアコントロールと直感的な操作性
本体には専用のマルチメディアキーとクリック可能な音量調整ダイヤルを搭載。ゲーム中や作業中でも、アプリを切り替えることなく音量や再生・停止などを直感的に操作できます。
特にゲーム実況や動画視聴をしているときには便利で、作業効率が格段に上がります。こうした細かな利便性は、価格帯を超えた付加価値といえるでしょう。
耐水性と高品質フレームで安心の構造
IP32防塵・防水性能で液体こぼしにも強い
ゲーマーにとって不安なのが「飲み物をこぼして壊れる」リスク。Apex 3 TKLはIP32規格の防水・防塵設計を採用しており、不意のトラブルでも安心です。
防水といっても完全防水ではありませんが、日常的な飲み物やちょっとしたホコリ程度であれば問題なく耐えられます。これにより、安心して長期間利用できる信頼性が高まります。
高品質ポリマーフレームの耐久性と安定感
本体は高品質なポリマーフレームで作られており、頑丈でありながら軽量。わずか639gという軽さで持ち運びも容易です。軽いながらも安定感はしっかりしており、激しいキー入力でもズレにくいのが特徴です。
長く使えることを考えた設計は、コスト以上の価値を感じさせてくれます。
鮮やかなRGBライティングとカスタマイズ性
1680万色×8ゾーンのライティング演出
Apex 3 TKLには1680万色に対応したRGBライティング機能が搭載されています。全体が8つのゾーンに分かれており、それぞれを個別に設定可能。
自分の好みに合わせたカラー演出や、ゲームタイトルに合わせた雰囲気作りが楽しめます。ライトは強すぎず柔らかい光で、目に負担が少ないのもポイントです。
SteelSeries製品との同期機能と演出例
同社のマウスやヘッドセットとライティングを同期できる「SteelSeries Engine」を使えば、統一感のある環境を作り上げることができます。
プレイ中に光のエフェクトを変化させる演出も可能で、没入感を一層高めてくれます。
デスク環境を整える三方向ケーブルルーティング
ケーブル出口3方向で自由に配線可能
本体裏側にはケーブルルートが3方向用意されており、デスク環境に合わせて最適な方向にケーブルを逃がすことが可能です。
これにより配線のごちゃつきを抑え、見た目もスッキリします。
コンパクトなサイズ感と軽量設計
横幅364mm、高さ40mmというサイズは、標準的なTKLキーボードよりもさらにコンパクト。
軽量設計なので持ち運びにも適しており、LANパーティーや外出先でのゲーム環境構築にも活用できます。
対応OSと幅広い互換性
PC・Mac・ゲーム機まで幅広く対応
Apex 3 TKLはWindowsやMacはもちろん、ChromebookやXbox、PlayStationでも使用可能です。
USB有線接続のため遅延が少なく、どの環境でも安定して動作します。
USB有線接続の安定性とメリット
ワイヤレスと異なり、バッテリー切れの心配がなく、常に安定した入力が可能です。特に競技性の高いゲームでは有線接続が推奨されるため、この仕様は大きなメリットとなります。
他モデルとの比較と価格バランス
メカニカルキーボードとの違い
Apex 3 TKLはメンブレン方式ですが、メカニカルのような打鍵感を再現しています。そのため「静音性」と「打ち心地」のバランスを求めるユーザーにとって理想的です。
一方、純粋なメカニカルスイッチの「カチッ」としたクリック感やカスタマイズ性を求める人にはやや物足りないかもしれません。
9000円前後で手に入るコスパの高さ
販売価格はおおよそ8855円〜9973円とリーズナブル。RGBライティング、防水仕様、耐久性を備えたゲーミングキーボードとしてはコストパフォーマンスが非常に高いです。
初めてのゲーミングキーボードとして選びやすい価格帯でもあります。
こんな人におすすめ!
- 静かなキーボードでゲームも作業も楽しみたい人
- 初めてゲーミングキーボードを購入する人
- コスパの良いモデルを探している人
- RGBライティングでデスク周りを華やかにしたい人
注意点やデメリット
メカニカル特有の打鍵感を求める人には不向き
本製品はメンブレン方式で、静音性を重視しています。そのため「カチッ」とした硬めの打鍵感を求める人には合わない可能性があります。
フルサイズキーボードが必要なユーザーには不便
テンキーが省かれているため、Excel作業など数値入力が多い用途には不向きです。ビジネス用途メインならフルサイズを検討するのがおすすめです。
まとめ
SteelSeries「Apex 3 TKL」は、静音性・耐久性・コスパの三拍子が揃った万能型ゲーミングキーボードです。
2000万回耐久の「Whisper Quiet Switches」、IP32防水設計、RGBライティング、24キー同時押し対応など、9000円前後という価格からは考えられない充実した機能を備えています。
「静かで高性能、しかも手頃な価格のゲーミングキーボードが欲しい」というユーザーには、間違いなく最有力の選択肢となるでしょう。